【主体的に生きる】「グレイヘア」はだれのため?

生き方

みなさん、こんにちは

2018年の流行語大賞にノミネートされた「グレイヘア」覚えていますか。

ああ、そういえば……という方も、ずっと気になっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「グレイヘア」なんて言っても要は「白髪頭」でしょ。

白髪は老けて見えるし、放置しておくのはだらしなく見られてしまう。染めるのが当然じゃないの?

7、80歳になれば、品のいいおばあさんと言われるかもしれないけど、50代では早すぎるんじゃないの?

そんなふうに思う一方で気になる「グレイヘア」。

時間もお金もかかるし、髪も傷むから本当は白髪染めはしたくない。

でも、周囲からの反応を気にして(「当たり前」という基準に縛られて)また今月も美容院へ……

そんな方の考えるヒントになればと思います。

そもそも「グレイヘア」とは

「グレイヘア」とは「白髪を染めずに白髪交じりの地毛を活かしたヘアスタイル」のことです。

「白髪、白髪交じりの髪」をポジティブに言い換えて、日本人が作った言葉かと思いきや

「白髪染め」が一般的でないアメリカでも「グレイヘア」という言葉はあるそうです。

ただ、意味合いは日本とは違い、「年を重ねた髪」

grayには「円熟した」「老成した」という意味もあるんだとか。

なんだか素敵に感じますね。

「グレイヘア」が気になったときに参考になる本

まずは、日本における「グレイヘア」ブームの火付け役ともなった1冊をご紹介。

パリマダム グレイヘア スタイル」2016/9/16 主婦の友社

「染めない」を選んだパリマダム37人の魅力的な生き方が学べる本

素敵なマダムを目指す人、必携の1冊

その後、主婦の友社からシリーズが出版されました。

「グレイヘアという選択」2018/4/4 主婦の友生活シリーズ

結城アンナ、萩尾みどりなど20名のインタビュー記事あり

40代ライターの白髪育てドキュメント、白髪染め卒業をサポートしてくれるヘアサロン紹介

「グレイヘアの美しい人ー輝いているのはなぜ?」2018/10/18 主婦の友生活シリーズ

「グレイヘアという選択」の第2弾。近藤サト、手塚理美らが「グレイヘアを選んだ理由」インタビュー

ビューティージャーナリスト斎藤薫、脚本家内館牧子のエッセイなど

「グレイヘアという生き方 ひとりひとりにヒストリー」2019/4/18 主婦の友生活シリーズ

シリーズ第3弾。近藤サト、堀越希実子、池畑慎之介(ピーター)がグレイヘアへの想いや、生き方を語る。

 

いわゆる有名人(芸能人)ではない実践者、「グレイヘアブーム」の立役者のひとりである、

朝倉真弓さんの本

「グレイヘア 美マダムへの道:染めるのやめたら自由になった」2018/7/12 朝倉真弓

NHK「あさイチ」などのテレビ番組、数々の女性誌に登場し、グレイヘアのノウハウを伝えた筆者。

朝倉さんは2016年、45歳の時にそれまで27年間にわたって染め続けてきた白髪染めを止め、グレイヘアに生まれ変わった方です。その「白髪育ての1年間」が紹介されています。

その後、「セカンドライフコーディネーター」「グレイヘアリスト™」として「カウンセリング」や「コンサルティング」をされているのですから、まさに「グレイヘア」によって新しい生き方を手に入れた方ですね。

 

ここからは今年に入ってから出版されたものを紹介します。

「素敵なグレイヘア」 2020/5/26 エイ出版社編集部

次の項目で紹介する『グレイヘア東京』監修のもと、美しいグレイヘアを楽しむための方法を詳しく紹介

「若々しいグレイヘアの作り方book」2020/4/30 主婦の友生活シリーズ

「グレイヘア」という言葉を広めブームを作った編集者とグレイヘア実践者20人の体験談による、

若々しいグレイヘアの作り方入門書。

本当はすぐにでも白髪染めを卒業したいのにもかかわらず、不安が大きくてやめられない人に勇気と希望を与える一冊。

「グレイヘア」の仲間をみつけたい

グレイヘアに関する最大手のコミュニティ『グレイヘア東京』

Grayhair Magazine サイト内に「グレイヘア友の会♪」という入会無料のトークルーム(非公開サイト)が用意されています。

「グレイヘア(マーブルヘア)の会」(管理人:本岩美香さん)

「グレイヘア・マーブルヘア」の課題は、社会的な課題の一つととらえ、

「白髪は染めても染めなくてもいい、本人の自由」が広がるよう課題解決を目指しています。

2020年7月から朝倉真弓さんがアドバイザーに就任されたそうです。

まとめ:「グレイヘア」を通して、生き方を考えてみませんか

「白髪は染める」が当たり前だった日本において、「グレイヘアブーム」が起きたのが2年前。

定着したとは言えない状況ですよね。

ですが、この自粛生活が続く中で「白髪育て」を開始した方も多いようです。

この記事を作成するにあたり、たくさんの方が自分自身の生き方の表現の一つとして「グレイヘア」を選択していることを知りました。

もちろん、だれもが「グレイヘア」を目指す必要はありません。

ただ、「白髪を染める・染めない」一つをとっても、周囲の反応を気にして生きてきた自分と向き合うことも大切なのではないかなと感じました。

当たり前だと思っていたことが、自分や周囲の人を縛ってしまうことがあると思います。

この問題をきっかけにほかの問題についても考えてみようと思いました。

それは、またの機会に

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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